関連記事(本記):いじめ自殺「予告」の手紙、文部科学省に届く

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文科省の公表 評価できる
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2006/11/07・朝日新聞夕刊

自殺予防に取り組むNPO法人ライフリンク・清水康之代表の話

 今回の手紙を誰が書いたにせよ、同じように周囲の大人はずるい、
隠してばかりだと、不信感を募らせている子どもたちがいる状況は現
実だろう。判断が難しい中での文科省の公表は、問題に正直に向き
合ったという意味で評価できる。
 弱い立場にいる子どもは、大人に希望を見たいと感じている。大人
は、いじめられている子を見守っていくという強いメッセージを示し
ていかなくては。身近な子どもからの声には、模索しながらでも具体
的な一歩を踏み出すことが重要だ。